
こんにちは。「旅の、がっこう」の犬ポンです。
10月中旬、南半球のオーストラリアは春真っ盛り。そんな季節のオーストラリア旅行を楽しんできました。
今回利用したのは、成田・メルボルン間のカンタス航空と、メルボルン・タスマニア島のホバート間のジェットスター航空です。
航空券の購入から座席指定、機内サービス、空港での注意点まで、実際に利用して気づいたことを交えながら、両社の搭乗記をお届けします。
オーストラリア入国のポイント
オーストラリアへの渡航にあたっては、事前の準備が欠かせません。入国時の手続きや空港での注意点をまとめました。
■ ETA(電子渡航許可)の申請
日本国籍の旅行者が観光目的で渡航する場合、原則としてETA(電子渡航許可)の取得が必要です。出発前に専用アプリから申請しておきましょう。
申請には所定の手数料がかかります。2026年10月現在20豪ドルです。
■ 入国カードと食品の持ち込み
入国に際しては、入国カードへの記入が必要です。食品や動植物由来の製品などについて、オーストラリアはバイオセキュリティー対策を厳しく実施しています。
食品類は持ち込みが制限・禁止されているものも多いため、事前にルールを調べておきましょう。持ち込みの可否が分からないものは、自己判断せず申告することが大切です。申告を怠ると、罰金などの対象になる場合もあります。
■ eパスポートを利用した入国審査
日本のIC旅券を持つ旅行者は、条件を満たせば、オーストラリアの自動入国審査システム「SmartGate」を利用できます。
入国審査場には多数の端末が設置されていますが、到着便が重なると混雑することもあります。
実際に利用して感じたのは、飛行機を降りてすぐの場所にある端末を利用した方がスムーズです。
カンタス航空――成田からメルボルンへ

■ 機材と座席配置
今回利用した機材は、エアバスA330-300型機。エコノミークラスの座席配置は、窓側から2席、中央4席、反対側の窓側2席という「2-4-2」配列でした。
中央に4席が並ぶ一方、窓側は2席なので、2人で旅行する場合には窓側の座席が魅力的です。長時間のフライトでは、座席の配置も快適さを左右するポイントの一つといえるでしょう。
■ 座席指定は早めの確認がおすすめ
航空券は、旅行予約サイトのTrip.comで購入しました。
事前の座席指定は有料でしたが、出発24時間前から無料で指定できる案内がありました。ただし、今回、Trip.com経由では無料の座席指定ができなかったため、往路・復路ともに空港のカウンターで手続きをしました。
希望する座席がある場合は、予約した旅行会社の案内だけでなく、航空会社の公式サイトや予約管理画面も確認しておくとよいでしょう。無料で指定できるタイミングや対象座席は、運賃や予約条件によって異なる場合があります。
■ お楽しみの機内食
長時間のフライトで楽しみの一つとなるのが機内食です。
今回の搭乗では、サラダや果物の提供がありませんでした。オーストラリアは食品の持ち込みに関する検疫・バイオセキュリティー対策が厳しい国ですが、機内食の内容については便やサービスによって異なるため、今回の提供内容がその理由によるものかは分かりません。
その一方で、チョコレートやオーストラリアでおなじみのお菓子「ティムタム」は、頻繁に配られていました。
甘いものが好きな人にとっては、うれしいサービスです。長時間のフライトでは、こうしたちょっとした楽しみも気分転換になります。

■ メルボルン国際空港に到着
メルボルン国際空港では、国際線の多くがターミナル2を利用します。
空港内には両替所が複数ありましたが、今回確認したATMの設置場所は、手荷物受取エリアに1か所、入国後のエリアに1か所、出国カウンター付近に1か所と、比較的限られていました。
現地で現金を引き出す予定がある場合は、街中では至る所に設置されているATMですが、到着後に現金を下ろす予定の方は、慌てないようATMの場所を意識しておくと安心です。
ジェットスター航空――メルボルンからタスマニア島へ

メルボルンからタスマニア島のホバートまでは、ジェットスター航空を利用しました。
■ 国内線ターミナルに注意
メルボルン国際空港では、航空会社によって利用するターミナルが異なります。
今回の利用にあたって確認したターミナルは、カンタス航空の国内線がT1、ヴァージン・オーストラリア航空がT3、ジェットスター航空がT4でした。
国際線のT2からジェットスター航空の国内線が発着するT4へ移動する場合は、ターミナルを間違えないよう注意が必要です。
T2を出たら右方向へ進み、T4を目指します。実際に移動する際は、案内表示に従って進みましょう。徒歩で10分程度を見込んでおくとよさそうですが、荷物の量や混雑状況によって所要時間は変わります。
乗り継ぎ時間が短い場合は、移動時間に余裕を持たせておくことをおすすめします。
■ 機内持ち込み手荷物は重量に注意
ジェットスター航空を利用する際に気をつけたいのが、機内持ち込み手荷物の重量制限です。
今回確認した条件では、機内持ち込み手荷物は2個まで、合計7kgが無料の基本枠でした。
メルボルンからの搭乗時には重量計測がありませんでしたが、ホバート空港では搭乗前に手荷物の計量が行われていました。実際に、重量超過による追加料金を求められている人もいました。
LCC(格安航空会社)では、運賃を抑えられる一方、手荷物の重量やサイズなどに細かな条件が設けられています。超過すると追加料金が発生することもあるため、荷造りの段階で重量を確認しておきましょう。
なお、無料で持ち込める重量や追加料金の条件は、購入した運賃やオプションによって異なる場合があります。搭乗前に最新の規定を確認することが大切です。
■ プライオリティ・パスで利用できるラウンジ
空港での待ち時間に利用したいのが、ラウンジです。
プライオリティ・パスを持っている方は、利用条件や当日の営業状況によって、T4制限エリア内にあるREXラウンジを利用できる場合があります。場所は30番ゲート付近です。
ラウンジでは軽食やお菓子などが用意されており、アルコール類も提供されていました。ただし、アルコールの提供は15時以降でした。
施設自体は比較的コンパクトですが、私が利用した際は空いていて、落ち着いて過ごすことができました。
搭乗前の慌ただしい時間に、飲み物や軽食を楽しみながらひと息つけるのはありがたいものです。
ただし、ラウンジの営業時間や提供内容、プライオリティ・パスでの利用条件は変更される場合があるため、事前に確認しておくと安心です。
航空券を少しでも安く購入するには
近年、航空券の価格は高騰傾向にあります。旅行費用を抑えるためには、航空券の比較と購入のタイミングが重要です。
今回は、航空券比較サイトの「スカイスキャナー」や「Google フライト」で価格をチェックしながら、航空会社の割引セールも確認しました。
その結果、カンタス航空はTrip.comで、ジェットスター航空は航空会社の割引セールを利用して購入しました。
航空券は、同じ路線でも予約する時期や購入先、運賃の種類によって価格が異なります。比較サイトで相場を把握したうえで、航空会社の公式サイトも確認すると、より納得のいく選択ができるでしょう。
また、オーストラリアへは乗り継ぎ便を利用することで、直行便よりも安く購入できる場合があります。
今回は旅行期間の都合もあり、成田・メルボルン間は直行便を選びました。移動時間を短縮できることも、直行便の大きなメリットです。
価格を優先するか、時間や利便性を優先するか。旅行の目的や日程に合わせて選ぶことが大切だと、改めて感じました。
おわりに
今回は、カンタス航空とジェットスター航空を利用したオーストラリア旅行の搭乗記をお届けしました。
長距離移動を担うフルサービス航空会社と、国内移動に便利なLCC。それぞれに特徴があり、航空券の選び方一つで旅のスタイルも変わってきます。
航空券の価格だけでなく、座席指定や手荷物の条件、空港での移動、ラウンジの利用なども含めて検討すると、旅をより快適に楽しめるはずです。
これからオーストラリア旅行を計画している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
それでは皆さん、良きフライトを!


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