大阪桐蔭高校の強さ

旅行、おすすめ

こんにちは。「旅の、がっこう」の犬ポンです。

3月31日、第98回センバツ高校野球で大阪桐蔭高校が奈良・智弁学園高校を破り4年ぶり5度目の優勝を果たしました。大阪桐蔭は、甲子園春・夏通算10度目の優勝になります。

大阪桐蔭高校の強さとは何なのでしょうか。

大阪桐蔭の時代は終わった

大阪桐蔭の西谷監督の優勝インタビューで印象的だったのは、昨年6年ぶりに春夏の甲子園出場を逃し、勝てないことで「大阪桐蔭の時代は終わった」と冷ややかな周囲の声があったなかでの優勝であったと言うものです。

しかし、1年どころか何年も出場すらできない名門校などザラにあります。その中での6年ぶりの全国制覇は素晴らしいの一言です。強さの秘訣は指導者ではないでしょうか。西谷浩一監督は、1998年に監督に就任し、今年(2026年)で27年目です。西谷監督とはどのような人なのでしょうか。

西谷監督

兵庫の報徳学園高校の出身で、自身は高校3年の夏は下級生の不祥事により同校野球部は県大会出場を辞退しています。1年浪人し一般入試で関西大学経済学部に入学し、硬式野球部では2年秋から控え捕手としてベンチ入り、チームを側面から支え、3年春には19年ぶりのリーグ優勝と、全日本大学野球選手権大会準優勝に貢献したそうです。4年時は主にブルペン捕手ながらも主将を任され、100人以上の部員をまとめあげました。このような経歴が、大阪桐蔭での指導に生かされているのでしょう。日の当たる場所を常に歩んできたわけではないことがわかります。

私学優位

甲子園の今大会に限らず、特にスポーツの世界では私学優勢です。

公立高校

公立高校の場合は、部活の指導者は(昨今外部指導者導入が話題にはなっていますが)、教員です。公立の場合は、異動がありますので、長期間にわたって指導することはできません。その点で、私学は中長期計画が可能と言うことです。

私学のプレッシャー

私学の場合、学校経営もかかわってくるので、部活動には結果が伴わなければならない場合も出てきます。強豪校になれば、そのプレッシャーは相当なものです。

私学助成金

2026年4月1日よりいわゆる高校授業無償化が実施されました。この制度により公立離れが進むのではないかと懸念されています。大阪府ではそれよりも先に無償化が実施されていますが、今年度は府立高校126校のうち55校で定員割れが起きています。全国的に同じ現象が起きるのではないかと思っています。スポーツの世界では、ますます私学優位が進むことが予想されます。

参謀

結果を残した偉大なリーダーが長期政権になると周りがイエスマンだけになり、上手くいかなくなる例は歴史上の人物や政治家・企業の経営者によくある話です。そんな時に参謀が重要な役割を果たすことがあるといいます。参謀と言えば、高校野球界で有名なのが神奈川の横浜高校です。

神奈川・横浜高校

横浜高校野球部元監督である渡辺元智氏と参謀である小倉清一氏の関係は有名です(一時期離れた時期もありますが)。2人は、1998年の松坂投手を中心とした甲子園春夏連覇だけではなく、多くのプロ野球選手を輩出しています。優秀な指導者とそれを支える参謀の関係が、横浜高校を強豪校に育て上げ、その遺伝子は現在の村田監督にも引き継がれたいます。歴史上の人物ではどうでしょう。

豊臣兄弟

今年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟」は、秀吉の弟・秀長が主役です。秀長は秀吉にNoと言えた参謀です。秀長がもう少し長生きしていれば豊臣家は長く存続できたと言われています。

サラリーマン球団社長

今回のおすすめの一冊は『サラリーマン球団社長』です。野球未経験のサラリーマン2人が低迷球団の再建に挑む実話に基づく企業ノンフィクションです。参謀の話ではありませんが、野球とは無縁のサラリーマンが球団を立て直す、違う視点から物事を見るという点では参謀と共通点があるのではないでしょうか。


コメント